忙しくて練習できない…限られた時間を有効に使うには

現代の人たちは何かと忙しいですよね。

ベリーダンスをしている世代の方も、日々それぞれ大変な思いをされていると思います。

責任ある仕事、家事育児、介護をされている、または複数抱えていたり・・


もっと練習したい、時間があれば、何だか効率が悪いな、とか

限られた時間で上手くなりたいな、と悩んだり不満に思うこともあると思います。


今限られた時間を有効に、濃く使うこと、練習するときのポイントをお伝えしたいと思います。


〜練習するとき編〜

近道では絶対に補えないこと、それは基礎力です。

地道な積み重ねですが、決して辛い修行のようなものではなく、少しの習慣で身につけられることです。

基礎力を自分で身につける練習をして、自分の踊りの土台作りをしていきましょう。

身についたことは自然と習慣になっているので、意識せずともずっと継続できているということです。

(できたらその後しなくて良いということではないです)

✅身体の使い方

✅基礎的なテクニック

✅オリエンタル音楽の知識

✅動きを見て分析できる力

これらができてきた目安としては、

🟡音楽を聞いて体が自然に動く

🟡自分のイメージした事と体の動きが一致している

🟡そのパートに適した動きや表現をある程度選ぶことができる

ただ体を動かすだけのエクササイズではなく、踊る上での基礎力です。


少しずつでも良いので、自分にできそうなことから始めてみましょう。

⭐️自分の体の癖を知る

踊る上で正しい姿勢はとても大切です。

骨盤は前傾しやすいか、後傾しやすいか、股関節は内に向きやすいか、肩が内側に入りやすい、普段猫背気味の姿勢が多いか・・

自分の身体の状態を観察しましょう。

凝っていたり張っていたりする箇所はマッサージやストレッチで緩める。

反対に緩んでいたり使えていない部分は、トレーニングで補う。

寝る前の数分を身体のための時間にすることで、眠りの質や姿勢も改善し代謝も良くなり、結果パフォーマンスも向上しますよ。

⭐️ながら、でできることを探す

ベリーダンスは、他の技芸ごと楽器を奏でたりなど、時間や場所に限定されることなく、基本の練習をしやすい踊りだと思います。

例えば、私は夕飯を作るとき、好きな曲を流し何も考えず遊びで踊ります。

(飲んでしまって気分が良くなり、焦げたりしょっぱかったり、失敗することもありますが・・)

歯磨きする時は、シミーをしながら、飽きないように今日は片足でやってみようとか、工夫するのもコツ✨


🌟レッスンで習った振りを一部アレンジしてみる

振りを踊れるようになったら、自分でアレンジをしてみたり、動きを変えてみるのも良い練習となります。

🌟音楽や楽器のことを調べてみる

ベリーダンスは音楽がベースとなっている踊りです。

また普段耳にしないアラブ音楽や、楽器、リズム、を学ぶことで踊りも深まります。



🌟自分の動きを良くみて、気づき、考えること

最後に一番大事なこと・・

どんな技芸ごともそうですが、一朝一夕では身につきませんし、一人で練習するのには限りがあります。

レッスンを受けたり他の人にみてもらったり、することは必要となってきます。

奥が深く長い道のりですが、動きを良くみて、気づき、考えることの繰り返しなのです。


その時にただ闇雲に繰り返すのではなく、考えたり想像しながら、イメージを膨らませていくことも充実した練習に大切です。

とりあえず動きはできるけど、その先に進めない、自分にはセンスがないのでは・・?

とガッカリするのではなく、

イメージは全て自分が体感したこと、五感で感じたことで養われていきます。

想像できていないことには、踊りで表現することは難しいでしょう。


また色々な踊りを見たり、音楽や文学、美術、歴史に触れることは、自分の引き出しを増やします。

イメージができているほど、最短距離で到達することができます。


そして、練習やレッスンで一番大切なのは、時間の長さではなく、時間の濃さです。

次回は、レッスンの受け方編について書こうと思います。

レッスンの受け方をさらに高めて、もっと有意義に時間を使えるようにしましょう。


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