身体で聴く倍音

 部屋に虫がいる気配や
飼っていたハムスターやカブトムシが脱走して、何となく居場所がわかったりとか
なんでか忘れられなかった彼も
もしや倍音なんじゃないかと。

民族楽器を聴くと、手のひらがぶわーっと熱くなって、あ、チューニングしてるみたい感じられるのも、どうやらそれも倍音の効果みたい。

心に残る歌や人の声も倍音が関係しているそう。

倍音とは一つの音に含まれている様々な音のことで、聴くためには第三の耳が必要ともいわれていて、倍音が強くなると脳は様々な反応を示し、
「ハイパーソニック・エフェクト理論」によると、
可聴域外の音は、皮膚から脳に伝達され、その音により視床の血流が増加し、脳基幹部を活性化し、α波の増加、NK細胞の増加、免疫グロブリンAの増加、ストレス低下などを起こす。
とされています。

見ることや聴く事は直接接触しないけれど感じられるもので、音は無意識化の深い大きな領域にアプローチする貴重な手段。
元々日本の音楽や伝統芸能、言語は倍音が豊かでしたが、住環境も変わり欧米化が進む中で失われつつあり、現代の社会的なストレスの原因には、この無意識化のコミュニケーション不足が関係しているのではないかともいわれています。

                  (中村明一著 倍音 音ことば・身体の文化誌より)

偶然にも、倍音楽器奏者で倍音歌唱法ホーメイを中心としたシンガーソングライターの、青山雅明さんと出会い、倍音の素晴らしさが伝えられたらと話が進む中、イベント・ワークをする運びとなりました。

場所は自然のムク材で作られたカナリヤの森のリンデンホールにて、こちらも本当に自然の中にいるような知る人は知っているカフェなのですが、倍音の響きとともに自然を体のなかに取り込めるようなそんな素晴らしい空間です。

第一部ホーメイ発声法ワークでは、体の各部を共鳴させ倍音を意識することで共振する心地よさを感じたり、声の表現の可能性を探ってみます。
普段あまり声を意識しなかった方も、人前で声を使って表現する方も、何か新しい感覚が感じられるのではないかと思います。

第二部は様々な倍音楽器(ディジュリドウ、インディアンフルート、カリンバ、口琴、尺八、フレームドラム)の音色に合わせ、アロマの自然な香りの中、私Saoのガイドでナチュラルで即興的に身体を動かしたり、瞑想をしたり自由に身体の内側から音を感じるワークをします。

無意識下の領域のコミュニケーション、豊かな倍音で、宇宙、自然、人との調和や交流を愉しみませんか。
スペースの都合により10名様限定のワークとなります。

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◎身体の中の宇宙を感じる☆ホーメイ倍音ワークショップ◎

・日時
2016.2.21(日)
13:00~15:00

・場所
カナリヤの森
神奈川県相模原市緑区上九沢258
042-762-4303
http://kanariya17.exblog.jp/

・料金
3000円(ホットティ付き)

・人数
10名様まで

・予約
sao.belly@gmail.com

・年齢、ダンス経験、性別は不問です。
・動きやすくリラックスできる(なるべくゆったりした)服装がおすすめです。着替えもできます。
・お子様連れの方歓迎いたします。ただし天然の精油を使用するため1歳未満の乳児を連れての参加はお控えください。

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カナリヤの森

カナリヤの森リンデンホール
青山雅明氏
青山さんが話すとその場が浄化されますよ・・

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